浴室のシャワーヘッドを取り替えるだけで、毛穴の奥まで届くウルトラファインバブル(超微細気泡)を生成するミラブル。メーカーは株式会社サイエンスです。わが家では3年以上使っています。
とはいっても、日常生活で関わることがない会社。
「信頼できる?」「怪しくない?」
と不安もあるのではないでしょうか。
そこで今回は、私がミラブルシャワーヘッドを購入する前に株式会社サイエンスについて調べたことをまとめました。
『ウルトラファインバブルならミラブル』と言われる理由も分かります。
株式会社サイエンスとは?
2007年に前身である「株式会社サイエンストレーディング」を設立。翌2008年に現在の「株式会社サイエンス」に社名を変更しました。
同社の最大の強みは、「ファインバブル専業メーカー」であること。
ファインバブルとは水中に存在する非常に小さい気泡のことで、特異な性質を持っていることから、水質浄化や農業・医療・美容・健康分野で応用されています。
サイエンス社は、ファインバブル専業メーカーだけが有する独自技術を活用し、次々にファインバブル製品の開発を進めてきました。さらに様々な分野で技術協力や共同研究・開発を進め、ファインバブル業界のリーディングカンパニーとなっています。
サイエンス社のファインバブル製品
- ミラブルシャワーヘッド
- ミラバス
- どこでもミラバス
- ミラブルキッチン
- ミラブルケア
ほか多数
株式会社サイエンスの情報・信頼性
本社 | 大阪市淀川区西中島5-5-15 新大阪セントラルタワー北館5F |
支店 | 札幌、仙台、東京、名古屋、福岡 |
ショールーム | 大阪(2)、兵庫(2)、東京(1)、愛知(1)、奈良(1) |
法人番号 | 5120001125762 |
上場区分 | 非上場 |
特許 | 2014年から2023年までに10件以上の特許取得 |
商標 | 130件 |
意匠登録 | 7件 |
多くの特許、商標、意匠権(Wikipedia)を取得しており、技術力と創造力の高さがうかがえます。
特に、自社開発した「トルネードミスト方式」は、株式会社サイエンスのオリジナリティと信頼性を示す特許技術です。シャワーヘッド内部で水流を渦巻かせることで超微細なミストを発生させる技術で、シャワーヘッド測定規格に基づく「ファインバブル製品登録制度 第一号認定製品」として登録されました。
さらに同社は、一般社団法人ファインバブル産業会に加盟し、ファインバブル技術の安定した基盤の構築と発展にも寄与しています。
以上から分かることは、株式会社サイエンスは技術的な信頼性や実績があるメーカーということです。
「ウルトラファインバブルのシャワーならミラブル(サイエンス)」と言われるのには、こういった裏付けがあります。
非上場企業
株式会社サイエンスは上場していません。上場して資金を調達する必要がない(資金がある)のでしょう。外野にとやかく言われず、研究・開発を続けられるメリットもあります。
上場するかどうかは会社の思惑によるもので、会社の質を測るものではありません。
調べてみたら、上場していない大企業はいくつもありました。
非上場の大企業
サントリー(サントリー食品インターナショナルを除く)、竹中工務店、YKK、大創産業(ダイソー)、JTB、小学館、朝日新聞などの新聞社、富士ゼロックス、日本IBM…
大企業でも上場しない理由1
- 資金調達をしなくても潤沢な資金がある
- 株主の思惑に左右されずに開発や販売ができる
- 買収されない
- 財務状況を開示しなくていい
など。
CMが怪しい?
シャワーヘッドブームを一気に加速させたのは、あの油性ペンが消えるCMではないでしょうか。
まるで手品のよう。この消え方を見て、「怪しい」と感じた人も少なくないと思います。
CM上の演出もあるので、実際にはここまで簡単に油性ペンは消えません。
実際にミラブルキティで実験した動画があるのでご覧ください。
細工は一切なし。CMほどさらっとは落とせませんでした。でも、石鹸を使わずシャワーだけでここまで落とせたのは、これはこれで結構すごい。油性ペンでこの結果ですから、皮脂は軽くさする程度で落とせます。それをこのCMで伝えたかったんじゃないでしょうか。
よくある質問・疑問
- Q.サイエンスから直接購入できる?
Amazonにメーカーの公式ストアができました。株式会社サイエンスのWebサイト、楽天市場、 Yahoo!ショッピングなどの通販サイトでは購入できません。
また、Amazon公式ストアには購入特典がないので、正規代理店も併せてチェックしてみることをおすすめします。
- ミラブルのCMに出演している女性は?
久保 葵(くぼ あおい)さん。2018年から現在に至るまで株式会社サイエンスのCMに起用されています。株式会社舞夢プロ所属。
まとめ「株式会社サイエンスは怪しい?」
自分がミラブルを使っているので少し贔屓してしまうところもありますが、少なくともファインバブル関連製品は心配する必要はありません。専業メーカーとしての威信に関わるところなので。
ファインバブル業界のリーディングカンパニーとして、様々な分野に貢献しようとする企業姿勢も大したもの。特許取得もその1つです。
社内の雰囲気や社員のやる気までは分かりませんが、消費者目線で怪しいところは感じません。
次におすすめ
参照
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- MeetsCompany「意外と知らない!「実は上場していない有名企業32社」」 ↩︎
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